7月の花 花言葉
マツヨイグサ(待宵草)の花言葉にのせ、あなたの想いを届けます。
マツヨイグサ(待宵草)
の花言葉(花ことば、はなことば)
移り気
ほのかな恋
マツヨイグサ(待宵草)の贈り物
愛する人への贈り物
夕刻に開花し、翌朝にはしぼんでしまうマツヨイグサ(待宵草)。
黄色い可憐な花を思い浮かべるが、マツヨイグサ属には黄色以外にも白、紫、ピンクといった花を咲かせる種もある。
時々、ヨイマチグサ(宵待草)と呼ばれることがあるが、これは大正ロマンを代表する竹久夢二の「宵待草(よいまちぐさ)」という詩のためであろう。
『待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬさうな』
美人画で知られるが詩人でもあった夢二が、自身の実らぬ恋を、宵を待って小さな花を咲かせるマツヨイグサのはなかなさに重ねて作った詩とされる。
後に多忠亮(おおのただすけ)の作曲で一世を風靡し、甘く切ないメロディーとともに記憶に残っている方もいるのではないだろうか。
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スイレン(睡蓮)の花言葉にのせ、あなたの想いを届けます。
スイレン(すいれん、睡蓮)
の花言葉(花ことば、はなことば)
清純な心
甘美、優しさ
スイレン(すいれん、睡蓮)
の贈り物
お別れの贈り物
愛する人への贈り物
夏の水辺を彩る花の代表といえば、スイレン(睡蓮)とハス(蓮)ではないだろうか。
両者はよく似ているが、ハスは大きな葉や花を水面から高く立ち上げるのに対し、葉や花を水面に浮かべるのがスイレンである。
ちなみにレンコン(蓮根)は、文字通りハスの根。
スイレンの花は赤、白、ピンクの他にオレンジ、黄、紫、青といった色がありバラエティ豊か。
昼過ぎには花が閉じてしまうイメージがあるが、夜咲きの品種もある。
スイレンで思い出されるのはやはりフランスを代表する印象派の画家、クロード・モネであろう。
自宅の庭にある睡蓮の池をモチーフに、200点以上が制作されている。
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キョウガノコ(きょうがのこ、京鹿の子)の花言葉にのせ、あなたの想いを届けます。
キョウガノコ(きょうがのこ、京鹿の子)
の花言葉(花ことば、はなことば)
無益
はかなさ
キョウガノコ(きょうがのこ、京鹿の子)
の贈り物
お別れの時の贈り物
キョウガノコは日本原産のバラ科の多年草で、古くから園芸植物として庭に植えられてきた。
掌状の葉と紅紫色の花穂がやさしく“和”の風情があり、茶花としても使われている。
白花の品種もあり、こちらは夏雪草(なつゆきそう)という。
ちなみにキョウガノコ(京鹿の子)とは、京都の伝統工芸の京鹿の子絞(きょうかのこしぼり)に見立てたもの。
京鹿の子絞は絞り染めの一種で、小さな絞り目が集合した模様が子鹿の斑点のようにみえることからそう呼ぶそうだ。
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ノウセンカズラ(のうせんかずら、凌霄花)の花言葉にのせ、あなたの想いを届けます。
ノウセンカズラ(のうせんかずら、凌霄花)
の花言葉(花ことば、はなことば)
女性
名誉
ノウセンカズラ(のうせんかずら、凌霄花)
の贈り物
誕生祝い
夏の太陽の下でオレンジ色のラッパ状の花をたくさん咲かせるノウゼンカズラ。
暑さに強く生育旺盛で、ツルを伸ばして木や物にからみついて這い登っていく。
漢字では‘凌霄花’と書くノウゼンカズラだが、‘凌’は「しのぐ」、‘霄’は「そら」 。
寄り添うものがあれば、空をしのぐほど高く登っていくのだ。
ノウゼンカズラの花言葉は「女性」。
木にからみついて美しい花を咲かせるその姿が、誰かに寄り添って生きていく女性と重ね合わされたのだろうか?
日本に入ってきたのは平安時代と言われており、その頃の女性を想像すると頷ける気もする。
しかし女性が強くなったと言われる今、花言葉をつけるとしたら全く違う花言葉になってしまうのかもしれない。
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フクシア(ふくしあ)の花言葉にのせ、あなたの想いを届けます。
フクシア(ふくしあ)の花言葉
センスの良さ
暖かい心
フクシア(ふくしあ)の贈り物
退職の贈り物
愛する人への贈り物
下向きに吊りがって咲くフクシアは、別名をレディー・イヤードロップス(貴婦人のイヤリング)と言い、そのかわいらしい花はガーデニングでもよく使われる。
釣りで使う浮きに見立てて、釣浮草(つりうきそう)とも呼ぶ。
代表的な染色用色素に『フクシン (Fuchsine) 』という赤紫の染料があるが、学生時代に実験などで使った記憶のある方もいるのではないだろうか。
これはフクシア (Fuchsia) からとって名付けられている。
フクシア色は唐紅、マジェンタ(magenta)などと呼ばれが、マゼンタは減法混色による三原色(イエロー・マゼンタ・シアン)のひとつ。
日本の印刷業界ではマゼンタのことを“赤”“紅(べに)”というそうだ。
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